館内
相模湾を見下ろす高台にあり、慶應義塾図書館旧館や小笠原伯爵邸を手がけた中條精一郎の設計による建物は、16世紀イギリスのチューダー様式が多く用いられています。
吹き抜けの空間、海を一望できる贅沢な空間が広がる浴室など当時のままの姿です。
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ロビー
天井には堅固な鉄筋コンクリート造の大きな梁が現れています。丸太を刳り貫いた浮造りの型枠にコンクリートを流し木目を転写しています。1770年製作(イギリス製)のホールクロックが今も時を刻んでいます。
ダイニング
重厚感あふれる木彫の壁や暖炉、中央と四隅に配された暖かく優しい灯りに包まれ、大きなテーブルでゆったりとお食事いただけます。
次の間
漆喰天井の繊細なレリーフと灯具から照らし出される灯影のコントラストが美しい部屋です。
書斎
小彌太が愛用した書斎。壁や天井の木彫、寄木細工の床、暖炉や灯具、敷物、窓掛けなど濃密な装飾が施されています。
夫人の間
柔らかいアーチの天井に淡い若芽色の壁紙、夫人のためにデザインされた曲線をモチーフにした家具が並んでいます。前庭の薔薇を望むことができます。
ベランダ
白と黒の床石を眠り目地で敷き詰めたベランダはまるで工芸品のよう。窓を開け放つと庭とつながる開放的で明るい空間になっています。
サンルーム
ブーゲンビリアの鉢花や、小彌太が好んだバナナやパパイアの木が植えてあります。焼物の第一人者小森忍によるタイルの水槽、ステンドガラスの照明も見所です。
主寝室
小彌太夫妻の寝室。天井が高い大きな寝室です。この部屋の窓から見える庭園の景色が一番綺麗です。
ゲストルーム
壁はシルクで袋張りになっています。天気のいい日には正面に大島を、また季節によって新緑や紅葉を楽しむことができます。
茶室
洋館のなかに純日本的な雰囲気(幽玄)を漂わせている茶室は表千家久田宗也の設計。表千家より「残月の間」の室名を与えられました。 曹洞宗永平寺貫首 熊沢禅師より贈られた書の掛軸「心 山の如し」が掛けられています。
浴室
主寝室隣にある浴室にはイタリア産紅花崗岩の一枚岩をくり抜いた深さ77㎝、直径約2mの楕円形の浴槽があります。湯船に浸かりながら相模湾を一望できる贅沢な空間です。